「トンカットアリ」で更なるテストステロン向上を目指せ！

はじめに

筋肉をもっとデカくしたいなら、“テストステロンの底上げ”がカギ

「そろそろ筋肉の伸びが鈍ってきた」
「今のトレーニングでは物足りない」
「もっとデカく、もっと男らしくなりたい」

そんな一歩上を目指す筋トレ男子が
その筋トレ成果をさらに押し上げるために、
必須といえるテストステロンの底上げ。

筋肉の成長も、精力の維持も、やる気も、
すべての源はテストステロンにあります。

そして、ナチュラルにテストステロンをブーストする方法として
注目されているのが、東南アジア伝統のハーブ
「トンカットアリ」です。

筋トレメニューやPFCバランスに気を使っていても、
ホルモン環境が整っていなければ伸び悩むのは当然です。

逆に言えば、
内側から男としてのパフォーマンスを引き上げることができれば、
筋肉も、活力も、魅力もすべてが加速していきます。

その起爆剤になり得るのが、トンカットアリなのです。

この記事では、

生活に取り入れる具体的ステップ
トンカットアリとは何か？
科学的に示されている効果とメカニズム
筋トレとの相乗効果
サプリ選び・摂取タイミング・注意点

筋トレ志向の社会人男性に向けて実用レベルで紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ！

サプリ選びで後悔したくない
筋トレに本気で取り組んでいる
テストステロンを自然に底上げしたい
成長の頭打ちを感じていて、新たな手を打ちたい
精力・集中力・決断力をトータルで引き上げたい

トンカットアリとは何か

東南アジアが誇る「天然のテストステロンブースター」

トンカットアリ（Tongkat Ali）は、
マレーシア・インドネシア・タイなどの熱帯地域に
自生する木の根から抽出されるハーブです。

学名はEurycoma longifolia（ユーリコマ・ロンギフォリア）。

古くから現地では、

性欲・精力の強化
疲労回復・滋養強壮
体力・活力の回復
男性の不妊予防や老化対策

といった目的で民間薬として使用されてきた
「東南アジアの漢方」的存在です。

現地マレーシアでは、トンカットアリは
「マレー人の朝立ちを支えるハーブ」
というユニークな通称を持つほど、
男性の性機能サポート素材として広く知られています。

なぜ、注目されているのか

近年、トンカットアリの効果が
テストステロン向上・筋肉合成の促進
にまで及ぶ可能性があるとして、
スポーツサプリ業界で注目されるようになりました。

理由は以下の3点：

① ナチュラルである

ステロイドのような薬理作用ではなく、
体内のテストステロン生成を自然に促進するという点が、
ナチュラル志向の筋トレ層に受け入れられている。

② 科学的研究が進んでいる

近年、臨床試験や動物実験により、
テストステロン上昇・性欲向上・筋肉合成への関与が
データとして確認されてきている。

③ ストレスホルモンの抑制作用がある

テストステロンの敵であるコルチゾールを抑える働き
も報告されており、筋トレ後の回復・精神安定にも
好影響を与えられる。

トンカットアリの成分構成と注目物質

トンカットアリに含まれる主な有効成分は以下のとおり：

成分名	主な働き
ユーリコマノン（Eurycomanone）	テストステロン分泌促進・性機能サポート
クアシノイド類	抗炎症・疲労回復・抗酸化作用
アルカロイド類	精神安定・ストレス軽減効果
ポリフェノール類	細胞保護・老化抑制

特に「ユーリコマノン」は、
テストステロン増強作用の中心的な成分
として研究されており、
サプリではこの含有率が1つの目安になります。

世界での呼び名と認知

地域	呼び名	認知のされ方
マレーシア	Tongkat Ali	精力・性欲強化の伝統ハーブ
インドネシア	Pasak Bumi	精神・体力回復ハーブ
欧米・日本	ロングジャック	ナチュラルテストステロンブースターとして販売拡大中

最近では「Tongkat Ali Extract」
としてサプリ業界での流通しており、
アシュワガンダやZMAと並ぶ
“男向けサプリ”の定番成分になりつつあります。

トンカットアリの主な効果

効果①：テストステロンの分泌を自然に促進

もっとも注目されている効果が
男性ホルモン＝テストステロンの自然な増加作用です。

参考データ：

2012年、マレーシアのスポーツ科学研究所が行った
「Tongkat Ali Supplementation and
Serum Testosterone Concentration」
という臨床試験では、
200mg/日を1ヶ月間摂取した中高年男性のうち、
90%以上がテストステロンレベルの改善を示した
という結果が報告されました。

出典:
Tambi MI, Imran MK. "Standardised water-soluble extract of Eurycoma longifolia, Tongkat ali, as testosterone booster for managing men with late-onset hypogonadism?" Andrologia. 2012;44 Suppl 1:226-30.
PubMed

また別の研究（Talbott et al., 2013）では、
ストレスの多い被験者にトンカットアリを4週間摂取させた結果、
テストステロンが37%上昇、
ストレスホルモン（コルチゾール）が16%減少した
という報告もあります。

自然な分泌を底上げできることが、
ナチュラル派筋トレ男子から支持される最大の理由です。

効果②：性欲・精力・性的パフォーマンスの向上

もともと「精力ハーブ」として
使用されてきたトンカットアリですが、
現代においてもその実用性は科学的に検証されています。

勃起機能の改善
性的興奮の増加
精子の量・運動性の向上

これらの分野において、
トンカットアリは天然の媚薬”とも呼ばれることがあります。

参考データ：

マレーシア国立大学（2010年）の研究では、
不妊症に悩む男性を対象にトンカットアリを摂取させた結果、
精子の質が大幅に改善されたという報告が出ています。

出典:
Tambi MI, Imran MK. "Eurycoma longifolia Jack in managing idiopathic male infertility." Asian J Androl. 2010;12(3):376-80.
PubMed

効果③：筋トレ後の回復・持久力向上にも影響

トンカットアリは「筋肉を直接増やす」のではなく、
筋トレ後の回復や疲労軽減を通じてパフォーマンスを支えます。

特に注目されているのが、
ストレスホルモン“コルチゾール”の抑制作用です。

コルチゾールが高い状態では、
テストステロンの合成が阻害され、
筋分解が進みやすくなります。

トンカットアリはこの悪循環を断ち切り、
筋肉の成長に有利な“ホルモン環境”を整える役割を果たします。

出典:
Talbott SM, Talbott JA, George A, Pugh M. "Effect of Tongkat Ali on stress hormones and psychological mood state in moderately stressed subjects." J Int Soc Sports Nutr. 2013;10:28.
PubMed Central

トンカットアリの効果一覧

効果	説明
テストステロン向上	200〜400mg/日の摂取で分泌改善データあり
精力・性欲の改善	精子・性機能に関する多数の臨床報告
回復・ストレス緩和	コルチゾール抑制→筋分解防止→成長促進
モチベーション維持	精神的疲労への耐性アップ／集中力向上

トンカットアリの効果を感じる期間の目安

トンカットアリの効果が気になっても、

「どのくらいで実感できるのか？」
「本当に効いてるのか分からない…」

と感じている方も多いはずです。

ここでは効果を感じ始めるまでの期間や、
体感しやすい変化の種類、実感を高めるためのコツを紹介していきます。

基本目安

効果を実感するまでの期間は“3〜8週間”

トンカットアリは即効性のあるサプリではありません。

体内のホルモン分泌や神経系に働きかける
「体質改善型」のサプリメントです。

実感までの平均目安：

効果領域	実感までの目安期間
精神的なやる気・集中力	1〜2週間目からじわじわと変化
性欲・朝の元気	3〜4週間目で差を感じる人が増える
筋力・持久力・疲労感	4〜8週間以上の継続で変化が出やすい

もちろん体感には個人差がありますが、
多くの文献・レビューでは3〜4週間以降に“変化”を
感じ始める人が多い印象です。

私自身も、「トンカットアリ」が配合されているサプリを
摂取していますが1か月続けたあたりから
「朝の元気」を感じるようになりました。

継続が鍵になる理由

「体内での変化」はゆっくり起こる

ホルモン分泌や神経伝達系の調整には時間がかかります。

トンカットアリに含まれる成分（ユーリコマノンなど）は、
体内の視床下部 → 脳下垂体 → 精巣
というホルモン生成ルートをゆるやかに刺激します。

そのため、3日や1週間程度で劇的な変化を求めると
失望してしまう可能性が高いです。

トレーニング同様、変化は1日で起きるわけではありません。

テストステロンの変化も、
「積み上げ型の成果」であることを意識しましょう。

体感しやすい変化チェックリスト（自己診断用）

「変化が分からない」という人でも、
次のような項目でじわじわ効いてきていることに
気づくケースは多いです。

項目	Before → Afterの変化
朝の目覚め	ボーッとする → スッキリ起きられる日が増える
性欲・朝の元気	不定期 → 週3〜4回の感覚が戻ってくる
やる気・活力	面倒くさい → トレーニングが楽しみになる
回復スピード	翌日も疲れが残る → 筋肉痛が軽減している
メンタル	イライラしやすい → 余裕が出てきた

※スマホのメモ帳や日記アプリでの記録は効果の可視化に役立ちます。

効果を感じやすくする3つのポイント

毎日、同じ時間帯に摂取する
- 朝食後や就寝前など、
  体内リズムを整えるように
  継続することが大切
他のNG習慣を減らす
- 睡眠不足
- 過剰な飲酒
- ストレス過多など
筋トレと組み合わせる
- トレーニング刺激とホルモンサポートが
  相乗効果で働くことで、体感が倍増
- 特にスクワット・ベンチプレスなどの
  全身を使う種目と相性◎

「効かない」と思ったときのチェックポイント

量が少なすぎないか？（200〜400mg/日が目安）
含有成分が明記されている信頼できる製品か？
継続期間が短すぎないか？（最低4週間は必要）
睡眠・栄養・ストレス管理が整っているか？

これらを確認したうえで、
8週間は継続して判断するのが基本です。

サプリの選び方と摂取の注意点

トンカットアリサプリの選び方｜失敗しない3つのポイント

① エキスの濃度と標準化（%表示）が明記されているか

トンカットアリは“根”の抽出物ですが、
製品によって有効成分の濃度がまったく異なります。

特に注目したいのが、ユーリコマノン（Eurycomanone）含有率です。

◎：1.5%〜2%程度の標準化表示があるもの
（効果を感じやすい）
△：根末（パウダー）のみ、濃度表示なし
（成分が安定せず、個体差あり）

「200:1エキス」「100:1抽出」などの
表記もチェック対象です。
数値が高いほど
“濃縮度が高い＝少量でも有効成分が多い”
という目安になります。

② 1日あたり200〜400mg程度の摂取設計になっているか

研究で効果が示されているのは1日200〜400mgの範囲です。

製品によっては1カプセルあたり50mgしか入ってないものあり、
「体感が得られない」と感じる方は
配合量が原因の可能性があります。

目的	推奨量
テストステロン維持・生活改善	200mg/日〜
筋トレ・精力強化目的	300〜400mg/日

パッケージ裏の「栄養成分表示」欄を
必ず確認しましょう。

③ 品質保証（GMP認証、国内製造、第三者検査など）があるか

サプリは長期的に体内に取り入れるものです。

そのため、品質管理の体制が整っている製品かどうか
は非常に重要です。

国内工場での製造（GMP認証あり）
第三者機関での検査済み
明確な販売者情報・製造元が記載されている

こうしたポイントを満たしているかどうかで、
安心して継続できるかが大きく変わってきます。

摂取タイミングと併用サプリの例

ベストな摂取タイミング

朝食後 or 就寝前が基本になります。

食後であれば、胃に負担をかけにくく、
吸収の安定性も高い状態で摂取することができます。

可能であれば、カフェイン・乳製品・亜鉛とは
摂取する時間をずらすのが理想です。

トレーニングとの連動（例）

タイミング	内容
朝	トンカットアリ（200mg）＋ビタミンD（2000IU）
トレ前	クレアチン、カフェイン（※別タイミングで）
就寝前	ZMAまたはマグネシウム、たんぱく質

過剰摂取・相互作用の注意点

トンカットアリは比較的安全性の高いハーブですが、
過剰摂取や体質によっては副作用が出る可能性もあります。

起こり得る副作用（まれ）：

軽度の不眠（特に夜間大量摂取時）
胃腸の違和感（空腹時摂取による刺激）
動悸や焦燥感（高用量＋カフェインとの併用時）

摂取期間を設けることで、
体感をキープしつつ副作用を回避できます。
例：4週間ON → 1〜2週間OFF

まとめ

筋肉の成長も、精力も、覇気も、集中力も
それらは全て、ホルモンが整っているかどうかで決まります。

トンカットアリは、そのホルモンを
ナチュラルに・安全に・確実に底上げしてくれるハーブです。

「もっとデカくなりたい」
「もっとモテたい、勝ちたい、攻めたい」
そんな前に出たい男にこそ必要なピースとして役立ちます。

今すぐできる3ステップで“男磨き”を始めよう：

質の高いトンカットアリサプリを選ぶ
朝 or 夜に1日1回のルーティンを始める
筋トレ・睡眠・栄養を整え、
“ホルモンを活かせる体”をつくる

今日からトンカットアリで
“ホルモン強化”という武器を活用しましょう。