筋トレ

筋肉痛を早く治したい!風呂、飲物、サプリなど試したいこと

はじめに

筋トレをしていると、鍛えた部位が筋肉痛になることは
その部位をしっかり使えた実感が沸くので、
嬉しくなる方も多いと思います。

しかし、筋トレを始めたばかりだったり、
あまりに筋肉痛が痛すぎると、日常生活に支障がでたりするため、
早く治ってほしいと考えてことはないでしょうか。

筋肉痛は、基本放っておけば治るものですが
その回復をグッと早める方法があるなら試したいですよね。

  • 痛すぎて、次の日の生活に支障が出た
  • 風呂に入ったらラクになるって聞いたけど、
    逆に悪化した気がする
  • 飲み物や湿布、サプリは何が効果あるのか、
    結局よく分からない

筋肉痛を和らげるための行動は、
翌日の行動の快適さや継続力、パフォーマンスに直結します。

今回は、筋トレ後の筋肉痛をなるべく早く回復させたい人向けに
筋肉痛の時に試してほしい行動を、
以下の内容とともに私の体験とあわせて紹介していきます。

  • 筋肉痛のメカニズム
  • 入浴・飲み物・サプリ・湿布・軽い運動など、
    試してほしい行動
  • やってはいけないNG行動
  • 回復を早めるための生活習慣や考え方

この記事はこんな方におすすめです!

  • 筋トレ後の筋肉痛がつらく、
    早く治したいと思っている方
  • 湿布・サプリ・風呂など、
    どれに効果があるのか知りたい方
  • 軽い運動(アクティブレスト)が
    逆に悪化しないか不安な方


筋肉痛が起こるメカニズム

まず、筋肉痛がでるのは、
筋繊維の傷と炎症が正体です。

そして、筋肉痛には2種類ありますが、
筋トレで発生する筋肉痛は多くが
遅発性筋肉痛と呼ばれるものになります。

タイプ内容タイミング
即発性筋肉痛運動中〜直後に起きる痛み・だるさ数時間以内に発生
遅発性筋肉痛トレーニング翌日〜2日後に現れる痛み12〜48時間後に発生(※多くがこれ)

本記事のテーマである「筋肉痛を早く治す」対象は、
多くの人が経験する遅発性筋肉痛です。


筋トレで筋肉痛が起こる原因

筋トレでは、対象部位の筋肉に負荷をかけて動かすことで
筋肉の破壊が行われています。

その結果、以下の2つが絡み合うことで筋肉痛へ変わります。

  • 筋繊維の微細な損傷(ミクロレベルの断裂)
  • 損傷部位で起こる炎症反応

それぞれがどのようなことかを、以下に簡単にまとめていきます。


1. 筋繊維の微細な損傷(ミクロレベルの断裂)

筋トレをすると、筋肉の繊維は通常より強く引き伸ばされたり、
収縮させられたりして、小さな傷が生じています。

特に、筋肉を引き伸ばすストレッチ系の種目は、
筋肉痛が起きやすいと言われています。

以下のような状況では、筋肉痛が起きやすい傾向があります。

  • 普段やらない筋トレ(新しい種目・刺激)
  • 限界まで追い込んだ高負荷トレーニング
  • ネガティブ動作を強調したストレッチ系の種目
  • 初めて筋トレをする
  • しばらくぶりに再開した

慣れていない刺激を受けることで、
対象筋肉の繊維は破壊されやすくなり、
それが一つの原因となります。


2. 損傷部位で起こる炎症反応

傷ついた筋肉を修復するために、
身体は自然な炎症反応を起こします。

このとき、白血球や免疫物質が集まって組織修復が始まりますが、
この過程で腫れ・熱感・痛みを感じるようになるのです。

修復反応とはいえ、炎症している状態のため
あまりに強い炎症の場合、痛みが強く出ることになります。

つまり、筋トレでの筋肉痛の痛みとは、
トレーニングによる筋繊維の破壊と
それを治そうとする炎症反応が原因になります。


筋肉痛=効いてる証拠ではない

筋トレをしていく中で、
多くの方が誤解しているポイントとして、

  • 筋肉痛がない=筋トレが効いてない
  • 筋肉痛が強いほど、成長している

しかし、これは 必ずしも正しくありません。

筋肉は、適切な負荷・回数・回復によって成長します

筋肉痛がなくても、
トレーニングの質が高ければ筋肥大や体力向上は十分可能です。

逆に、筋肉痛が強すぎて日常生活に支障が出るようなら
それはやりすぎのサインとも言えます。


筋肉痛とお風呂

筋肉痛を回復、やわらげるために
まず行動として思いつく方が多いのが、入浴です。

  • 筋肉痛のとき、お風呂で温めたほうがいいのか
  • それとも、温めず水風呂などで
    冷やした方が早く治るのか
  • 筋肉痛に効果的な入浴の方法はあるのか

これは、筋トレをしていれば初心者・中級者を問わず
多くの方が、試してもいると思います。

ここでは、筋肉痛に対する入浴の効果や、
おすすめの方法
を紹介していきます。


結論:基本は温めることが回復を促進

筋肉痛の主な原因は、
筋繊維の損傷と、それに伴う炎症反応と血流の滞りです。

温かいお風呂に入ることで、

  • 血行が促進されて老廃物の排出がスムーズになる
  • 筋肉に酸素と栄養が届きやすくなる
  • 副交感神経が優位になり、
    回復モードに切り替わる

という効果があり、結果的に筋肉痛の軽減、
回復スピードのアップ
が期待できます。

筋肉を温める入浴のポイントとしては、
以下を意識してみてください。

項目内容
お湯の温度38〜40℃程度のぬるめがおすすめ
(熱すぎない)
入浴時間10〜15分を目安に全身浴
タイミングトレーニング後30分以上空けてから
or 就寝前
飲み物入浴前後にコップ1杯の水分補給

特に、トレーニング直後の熱い風呂は逆効果になることもある
ので注意が必要です。


冷やすことが効果的なケース

炎症や腫れ、熱感が強い筋肉痛の初期段階では、
冷やすことが有効な場合もあります。

冷やすことで期待できる効果として、

  • 炎症の拡大を抑える
  • 痛みや腫れの感覚を軽減する
  • アイシングによる一時的な鎮痛効果

私としては、基本的な筋トレの後の場合は
温めることをおすすめしています。

しかし、筋トレ直後に、
痛みを伴う腫れ感や、熱さを感じるときは
アイスパックをタオル越しにあてて、
1回10〜15分程度が目安にアイシングが有効です。


交代浴は効果的なのか

筋肉痛への回復への期待より、
日常生活内での疲労回復の習慣としてはおすすめです。

交代浴のやり方は、簡単で

  • 湯船(40℃)に3~5分浸かる
  • 冷たいシャワーもしくは
    水風呂の冷水(15〜20℃)で1分ほど冷やす
  • これを2〜3セット繰り返す

これは、自宅のお風呂や銭湯などの浴場で
簡単に取り入れられます。

交代浴の効果として、

  • 血管の収縮と拡張が繰り返される
    血流が大幅に促進
  • 回復物質の循環が活性化する
    筋肉痛が軽減

などが期待できます。

即効性のケアというよりは、
疲労回復をルーティン化したい方には特におすすめです。


入浴で気をつけたいNG行動

以下のような入浴法は、筋肉痛を悪化させたり、
回復を遅らせる原因になります。

  • 熱すぎる風呂(42℃以上)に長時間入る
  • トレ直後にすぐ湯船へ(体内温度が下がらない)
  • 入浴後すぐに冷房で体を冷やす
  • 水分補給をしないまま入浴
    ( 脱水・疲労感が増す)

特に、長風呂しすぎることは
筋肉痛へのケアとして逆効果なので注意してください。


筋肉痛と飲み物

水分補給は軽視されがちですが、
飲み物の選び方、とりかたで
筋肉回復のスピードに大きく影響
します。

  • 筋トレ後に何を飲めば筋肉痛が早く治るのか
  • プロテイン以外にも、
    筋肉に良い飲み物はあるのか
  • 水で十分なのか
  • スポーツドリンクがいいのか

大前提として、水分不足は回復の大敵になります。
まずは水をしっかりと意識的にとることが重要です。

トレーニングや筋肉の損傷により、
体内では炎症反応・代謝活動・老廃物の処理
活発になっている状態です。

このとき、体に水分が不足していると

  • 血流が滞り、栄養や酸素が届きにくい
  • 老廃物が排出されにくく、疲労物質が体に残る
  • 回復が遅れることで、筋肉痛が長引く

という悪循環に繋がります。

基本の水分摂取目安としては、

  • トレーニング直後:
    コップ1~2杯の水(200~400ml)
    ※プロテインでもOK
  • 1日トータルで、体重×35~40ml
    (60kgの人で2.1L〜2.4L)を目安
    ※めんどくさければ、2Lを基準でOK

筋肉痛の回復に効果的な飲み物

水は基本中の基本です。

また、筋肉を修復する材料となるたんぱく質のための
プロテインドリンクは王道ですが
そこから、より筋肉回復を促進したい人には、
以下のような、機能性ドリンクもおすすめです。


1. スポーツドリンク(アミノ酸配合がおすすめ)

  • 水分+電解質(ナトリウム・カリウムなど)を
    効率的に補給
  • 疲労物質の排出を助け、脱水を防ぐ
  • 市販のBCAA入りスポドリでも
    筋分解抑制にも効果的

特に夏場の筋トレ後やサウナ・入浴後にもおすすめ。


2. BCAAドリンク(分岐鎖アミノ酸)

  • バリン・ロイシン・イソロイシンが
    筋肉痛軽減に寄与
  • 筋分解の抑制、筋修復の促進作用
  • トレ前〜トレ中〜トレ後に飲んでもOK

必須アミノ酸を全て取れるEAAドリンクでも良いですが
回復に必要最低限とりたいならBCAAでも問題ないです。

よりこだわっていきたい方や、
コストの面も気にならない方にはEAAがおすすめです。


3. グルタミン入りドリンク

  • 筋肉の修復と免疫力維持に
    効果が期待されるアミノ酸
  • 筋トレ直後や寝る前に摂ると、回復促進が狙える

フレーバーとしては、味が無いものが多いです。

基本的には、水・ジュースに混ぜて摂取しますが、
私の個人的な感想としては、モッタリした感じで
あまりおいしくはないです。

それでも、筋肉だけでなく腸や免疫系のサポートにも役立ち
風邪を引きにくくしてくれる効果を期待出来ます。

筋トレをしていく中で、
日常の疲労管理の手助けもしてくれるため、
ドリンクとして取り入れるのは、非常におすすめです。


避けたいNGドリンク

筋肉痛を悪化させたり、
回復を遅らせる恐れのある飲み物もあります。

気にしすぎることも、よくありませんが
回復を第一に考えたい場合は、
以下の飲み物の摂りすぎは注意してください。

  • アルコール類
    → 筋合成の妨げ、脱水・睡眠の質低下
  • カフェインの過剰摂取
    → 利尿作用で水分不足を招く
  • 甘すぎる清涼飲料水
    → インスリンの急上昇で疲労感UP

筋肉痛とサプリ

前提として、筋肉痛に対する、即効性のある薬は存在しません。

サプリはあくまで、補助的な役割がメインです。

そのため、サプリは筋肉痛そのものを治す鎮痛作用はありません。

しかし、筋肉の修復を早めたり、
炎症を抑えたり、疲労を軽減することで
結果的に「筋肉痛の早期回復」に繋がると考えられています。

そして、回復をサポートする有力なサプリはいくつか存在します。

筋トレを始めたばかりの方、習慣にしている方でも、

  • 筋肉痛は、サプリ摂取に関係あるのか
  • プロテイン以外はどんな選択肢があるのか
  • 回復系サプリとはなにか

など、考えたことはないでしょうか。

ここでは、筋肉痛の軽減・筋肉の修復・疲労回復に
寄与する栄養素とサプリメント
を紹介します。


筋肉痛に効果が期待される代表的なサプリ

1. プロテイン(ホエイプロテイン)

こちらは、正直王道です。

筋肉痛=筋肉が傷ついている状態なので、
材料(タンパク質)が不足していれば、当然回復は遅れます

日常内の食事で、必要量のたんぱく質を
確保できていればよいですが、
忙しい人や食が細い人にとって、プロテインは最優先サプリです。

  • 筋肉の修復に必要なたんぱく質を
    スピーディーに供給
  • ホエイは吸収が早く、筋肉痛の軽減に最適
  • コスパ効率も非常によい

プロテインといっても、体質で摂取できないものもあったり
それぞれの種類ごとに、吸収時間や期待できる効果も異なります。

プロテインについては、
こちらの記事で詳しくまとめているので
チェックしてみてください。


2. BCAA(分岐鎖アミノ酸)

筋肉痛時の飲み物としても上げましたが、
サプリとして、BCAAパウダーも同様に効果的です。

  • 筋分解の抑制・筋肉修復の促進が期待
  • 特にロイシンが筋合成シグナルを刺激
  • トレーニング前〜中の摂取で
    疲労感軽減・筋肉痛の予防も期待

また、飲み物同様、コストが気にならない場合や、
必須アミノ酸すべてにアプローチをしたい場合は、
EAAを選択してみてください。

BCAAやEAAを運動前・運動中に摂取することで、
筋肉痛の強度を軽減できる可能性も期待されており、
トレーニング後の疲労感が気になる方は、
取り入れる選択肢の一つにおすすめです。


3. オメガ3脂肪酸(フィッシュオイル)

おもに、魚の脂から摂取できる栄養素です。

日常の食事で、魚を食べれていない方などには
非常におすすめのサプリです。

  • 炎症を抑える作用があり、
    筋肉痛を軽減する可能性が期待
  • EPA・DHAにより筋肉修復を助け、回復力を高める
  • 普段の食事で摂りにくいため、
    サプリでの補給が有効

また、フィッシュオイルは良質な脂質でもあり
筋肉を成長させるための最重要ホルモンである
テストステロンにも好影響です。

良質な脂質を、継続的に摂取するためにも
取り入れたい選択肢の一つです。


サプリ選びの注意点

  • 飲めば筋肉痛が一瞬で治るような
    サプリは存在しない
  • 摂取量を守らないと、逆にお腹を壊したり
    体調を崩すこともある
  • 原材料や添加物にアレルギーがないか確認する
  • 国内外のメーカーによって
    含有量・品質に差がある
  • 信頼できるブランド選びが大事

筋肉痛とアクティブレスト

アクティブレストとは、積極的休養ともいわれ
完全に休むのではなく、軽い運動を取り入れて
血流や回復力を高める休養法を指します。

ポイントは、疲労が残らないレベルであえて動くことです。

もちろん、筋肉痛の程度によって、
完全休養か、アクティブレストかの対応を
変えるべきではあります。

筋肉痛の目安として、

痛みの程度対応方針
軽度の筋肉痛アクティブレスト(軽い運動)がおすすめ
中度の筋肉痛トレーニング部位を変更して実施
重度の筋肉痛該当部位は完全休養 or ストレッチのみ

少し張ってるくらいであれば、軽く動かすことで血流が促進され、
回復が早まるケースもあります。

一方、日常動作の中で少し動かすだけで激しい筋肉痛では、
無理に動かすことで逆に損傷が広がるリスクがあるため、
完全休養が無難です。


代表的なアクティブレストの方法

  • ウォーキングなどの有酸素
    (20〜30分、軽く汗をかく程度)
  • ストレッチ(反動をつけず、深くゆっくり)
  • ヨガや軽いピラティス
  • 自重の体幹トレーニング(プランクなど)

特に全身の血流をよくするリズミカルな有酸素運動は、
乳酸や疲労物質の除去を助け、
筋肉痛を軽減する効果が期待できます。

私自身も、アクティブレストで有酸素運動を取り入れていますが、
取り組んだ翌日の筋肉痛は、和らぐのが早い気がしています。

私の場合、基本的に分割法で筋トレをしているので、
筋肉痛があっても、他の部位の筋トレをすることで
血流は良くなっているはずです。

それでも、筋トレをしない日に
アクティブレストを取り入れることで
日常的に血流をよくすることで、
回復力や循環を良くすることができるため
非常におすすめになります。


筋肉痛と湿布

湿布は、筋肉や関節の炎症や痛みに対する
局所的な鎮痛手段として非常に有効です。

筋肉痛のときに湿布を貼ることで、

  • 痛みの軽減(鎮痛効果)
  • 炎症の抑制
  • 筋肉の過度な緊張をやわらげる

といったメリットが期待できます。

ただし、筋肉痛が早く治るかどうかには直接関係しないです。

あくまで、鎮痛効果で感じている
不快な痛みを軽くしているだけです。

そのため、根本的な筋肉の回復や再発予防にはつながりません。

  • 湿布で痛みが消えても、
    筋肉の修復が終わっているとは限らない
  • 痛みが和らいだからといって、
    無理に次のトレーニングをすると逆効果

栄養、睡眠、ストレッチ、サプリなどを
筋肉痛の回復の主軸として、
湿布はあくまでも、主軸が整った後に
取り入れる要素として考えましょう。


冷湿布と温湿布

湿布には、冷やすタイプと温めるタイプがありますが
タイミングと症状によって選ぶべき湿布は変わります。

冷湿布がおすすめなケース

  • トレーニング直後(24時間以内)
  • 腫れや熱を持っているとき
  • 炎症が強く、ズキズキ痛む場合

冷湿布には鎮痛・冷却・炎症抑制の作用があります。

筋繊維の損傷が激しい直後に使うことで、
炎症による、腫れや熱による痛みを和らげることができます。

温湿布がおすすめなケース

  • トレーニング翌日以降
  • 痛みはあるが熱感・腫れはない
  • 筋肉が張っていて血流が悪い感覚があるとき

温湿布は血流促進・筋肉の緊張緩和・リラックス効果があるため、
慢性的な張りやこわばりのような筋肉痛には
こちらの方が効果的です。

冷湿布、温湿布ともに、痛みを和らげる速攻性はありますが、
利用時に押さえておくポイントとして、

  • 判断に迷った場合は、冷湿布から始めるのが無難
  • 湿布は1回あたり6〜8時間の使用が目安
    (長時間貼りっぱなしはNG)

筋肉痛の時のNG行動

1. 筋肉痛がある部位を無理に鍛える

  • 筋肉痛でも筋トレは継続しないと意味がない
  • 筋肉痛=効いている証拠だから追い込んでOK

このような誤解から、
痛みがある部位をさらに刺激してしまう人がいます。

これは、筋肉の損傷をさらに悪化させ、回復を遅らせる行為です。

筋肉痛の時は、筋繊維に微細な断裂が起きた状態で、修復中です。
その状態で負荷をかけると、修復が追いつかず、
慢性疲労や怪我のリスクが高まります。

筋トレにハマれば、ハマるほど
筋肉痛があっても鍛えたくなる気持ちもわかります。

しかし、適度な休息も筋肉のためには必要です。

オフの日も筋肉のことを考えたい人は、
以下の記事に筋トレの休息日の過ごし方や
考え方を記事にしているので
チェックしてください。


2. 睡眠を削る・寝不足状態が続く

  • 筋トレはがんばってるけど、
    仕事で睡眠時間が確保できない
  • 寝る時間は削ってでも早起きして朝トレ

筋肉の回復・修復にとって、
睡眠中に分泌される成長ホルモンは非常に重要な要素です。

  • 深いノンレム睡眠時に、
    筋肉修復・免疫強化・疲労回復が促進される
  • 6時間未満の睡眠が続くと、
    筋肉の合成が低下しやすい

最低でも1日6.5〜7時間以上の睡眠を確保することが理想です。

特に、筋肉痛などから体の回復を目指す場合に、
軽視してはいけないポイントでもあります。


3. ストレッチ・マッサージを勢いよくやる

適度な強度のストレッチは良いですが、
痛みを感じている筋肉を強く伸ばしたり、
ゴリゴリと痛気持ちいいマッサージをしてしまうケースも
注意が必要です。

筋繊維が損傷している状態で無理に刺激を加えると、
さらに組織を傷つけてしまう恐れがあります。

正しいケアのポイントとして、

  • 痛みのある部位は反動をつけない静的ストレッチ
  • マッサージは軽くさする程度 or 専門家に任せる
  • 痛気持ちいいを超える刺激は基本NG

まとめ

筋トレをしていれば、悩むタネの一つになる筋肉痛。

筋トレを習慣にしていく中で、筋肉痛は避けて通れないものです。

筋肉痛のケアのためだけではなく、
日々の生活習慣の中で、疲労管理や
睡眠の質の管理をすることも大切です。

日常的な回復力が高い状態を維持することで
結果として、筋肉痛を早く治すことにもつながっていきます。

筋トレをするうえで、日常的に取り組みたい回復管理についても
別記事にしているので、ぜひチェックしてください。

  • この記事を書いた人

ニコ

元美容師、未経験からIT業界へ転職。
現在はIT企業でWEBシステム、
汎用業務システムのSEとして在籍!
趣味の筋トレ、スキルアップや副業など
社会人の総合量を磨く情報を発信。
170cm / 65kg / ライフタイムナチュラル

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