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筋トレにサプリはいらないのか?筋肥大のための考え方

はじめに

筋トレをするにあたって、
サプリはいらないのではないかと考えたことはないでしょうか。

  • サプリは本当に必要なのか
  • 食事で栄養を摂れば、それで十分ではないのか
  • プロテイン飲んだけど、
    正直効果あるのかわからない

私もこうしたサプリ不要論には、確かに一理あると考えています。

サプリメント自体はあくまで補助が役割です。

筋トレにおいて、基本はトレーニングと食事。
これが王道であることに間違いはありません。

実際、サプリはいらないとする方の多くは、
日々の食事をしっかり整え、生活習慣や睡眠、
ストレス管理も高水準で維持しています。

そうした整った環境の中であれば、
サプリは確かに不要かもしれません。

サプリがいらないかを考える場合、
まずはそのような環境や条件を、
自分が満たせているかを考えることが大切です。

忙しい毎日、外食の増加、偏りがちな食生活、
寝不足、トレーニングの疲労の蓄積など
こうした日常の中で、理想的な栄養状態を維持し続けるのは
簡単ではありません。

社会人などの忙しい環境下での筋トレの栄養補給では、
本当に必要なものだけ、最低限取り入れる
という考え方が現実的かつ効果的です。

今回は、サプリがいらないのかについてを
以下の内容とともにまとめて紹介してきます。

  • なぜ、サプリはいらないと言われるのか
  • サプリが本当に不要な人の条件
  • 筋トレをしていてハマる栄養の落とし穴
  • 筋トレをしているなら、試してほしいサプリ3選

この記事はこんな方におすすめです!

  • サプリを買うべきか迷っている筋トレ初心者
  • 自然な食事で体を作りたいが、
    栄養管理が難しいと感じている方
  • プロテインなどを使っても
    効果を実感できなかった方
  • 本当に必要なサプリだけ知りたいと考えている方


筋トレにサプリはいらないと言われる理由

筋トレにサプリはいらないという主張は、
SNSや掲示板、YouTubeのコメント欄などでもよく見かけます。

そして、こうした声に頷きたくなる瞬間は、
筋トレにこだわっている方ほど、
一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

サプリ不要論には、以下の3つの要因が大きいと考えています。

  • 栄養に関する知識の普及
  • サプリへの不信感
  • 体感の個人差

1. 栄養に関する知識の普及

サプリは基本的に補助の役割であるという前提は、
栄養学的にも完全に正しい主張です。

そして、一般的にも多く認知されています。

日常の食事において、

  • タンパク質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • ビタミン
  • ミネラル

これらを必要量しっかり摂取できていれば、
サプリを使わなくても筋肉は成長します。

特に、ボディメイクにおいて、
食事の重要性は常に大きく取り上げられ、
筋トレ界隈全体のトレーニーの栄養知識も向上しています。

その結果、固形食こそが絶対といったような
極端な意見も出てくるようになっています。

また、フィットネスインフルエンサーや栄養士の方も、
「食事こそ最優先。サプリは不要」
と明言する人が多いのも事実です。

さらに、まずはトレーニングと睡眠、
ストレス管理を整えるべきという考え方もあります。

これは非常に健全かつ正しい意見であり、
サプリより優先すべき要素が他にあることを示しています。

サプリだけを摂っても、筋トレ頻度が週に1回だったり、
毎日寝不足だったりすれば効果は見込めません。

こういった理由で、

  • まずは食事や筋トレ自体の見直し
  • 食事と睡眠を整える方がサプリより優先

と考えるのは、理にかなっています。


2. サプリへの不信感

もう一つ、サプリ不要論の大きな根拠となっているのが、
サプリに対する不信感です。

  • 成分表示があいまいな製品が多い
  • 「1ヶ月でムキムキに!」などの過剰広告
  • 金儲け感が強い

こういった背景から、サプリを信頼できない
というイメージを持っている方も少なくありません。

わたしもこれは完全に否定できる話ではないと思います。
実際に、粗悪なサプリメントや誇大広告がみられるもの
も存在しています。

このようなことも、
「サプリ=不要どころか危険」という認識を
一部の層に根強く残している原因ではないでしょうか。


3. 体感の個人差

サプリ不要論の原因として、最後に挙げたいのが、
飲んでみたけど効果を感じられなかった方がいる
という体幹での個人差です。

たとえば、

  • プロテイン飲んでるけど、
    筋肉の増え方は特に変わらない
  • BCAAを取り入れたけど、
    別になくても疲れ方は変わらなかった
  • クレアチンも試したけど、体感が全然なかった

こうした体験自体はリアルで、非常に説得力があります。

しかし、ここにはいくつかの誤解が含まれていることも多いです。

たとえば、プロテイン自体は
筋肉がみるみる増える魔法の粉ではありません。
あくまで、食事で足りない分を補うタンパク質の供給源です。

もともとタンパク質が十分に摂れていた方が
プロテインを飲んでも、
筋肉の増加が劇的に変わることはありません。

同様に、サプリは全ての方に、
全く同じ効果をもたらすことはありません。

サプリの使い方や目的が一致していないことで
体感できなかったと判断されているケースが多いのも事実です。


本当にサプリがいらない人の条件

筋トレにサプリはいらないという意見は、
条件を満たしている方にとっては正解になります。

まずは、その条件を自分自身と照らし合わせて
判断してみてください。

サプリが本当にいらない方の条件としては、
以下の4つを軸に照らし合わせてみてください。

  • 食事だけで栄養を網羅的にカバーできている
  • 生活習慣が安定しており、回復力も高い
  • 筋トレの質と量が適切で、過不足がない
  • 自分の体と栄養状態を把握できている

サプリは本当にいらないかどうかは、
理想的な環境を日常的に維持できているかどうか
がカギになります。


1. 食事だけで栄養を網羅的にカバーできている

筋トレをしている人にとって必要な栄養素は、
非常に多岐にわたります。

  • タンパク質(筋合成の材料)
  • 炭水化物(エネルギー源)
  • 脂質(ホルモンバランス維持)
  • ビタミン・ミネラル(代謝や回復の調整)
  • 食物繊維(腸内環境・吸収効率)

これらを毎日漏れなく、バランスよく、タイミングも考慮しながら
摂取できていれば、サプリに頼る理由はほとんどありません。

筋肥大を目指す場合の目安となる

  • 体重1kgあたり1.6〜2.2gのタンパク質
  • 適切な糖質の量
  • ビタミンB群や亜鉛、マグネシウムの確保

が食事からとれていて、これらをこなしている方は、
栄養面ではサプリ不要といえます。


生活習慣が安定しており、回復力も高い

筋肉の成長は大まかにいうと
トレーニングで壊され、回復によって成長する
という流れをたどります。

この回復を支えるのが睡眠やストレス管理、
日常生活のリズムです。

  • 毎晩7〜8時間の質の高い睡眠
  • メンタルストレスが少なく、自律神経も安定
  • 過労やオーバーワークがない
  • 酒・タバコ・不規則な食生活と無縁

このように、身体が本来持つ回復力を
最大限に発揮できている
人は、
ビタミンやミネラルなどの微量栄養素を
追加で補う必要が少ないです。

そのため、サプリはあくまで保険程度の役割になり、
絶対視する必要はなくなってきます。


筋トレの質と量が適切で、過不足がない

筋トレにおけるサプリは
トレーニングの質を上げたり、不足を補うための存在です。

  • 十分なウォームアップ・可動域の確保
  • オーバーワークせず、
    適度な頻度で筋肉に刺激を与える
  • トレ後の栄養摂取・休養が適切
  • 体調やコンディションを見ながら調整できている

このような状態が整っていれば、特別なサプリは必要ありません。

むしろ、サプリを使わなくても効果的に
身体を成長させる基礎が整っている
と言えます。


自分の体と栄養状態を把握できている

ここも見落としがちなポイントです。

  • 血液検査で栄養状態を定期的にチェックしている
  • 栄養の過不足を自分で判断し、
    食事に反映できている
  • 身体のコンディションに敏感で、
    不調に早く気付ける

このように、自分の状態を客観的に見られる能力がある方は、
サプリが必要かどうかを適切に判断できます。

逆に、なんとなく疲れやすいや食欲がないなど
曖昧な体感だけで判断している場合は、
栄養の見落としが起こりやすくなります。


多くの方にとってはサプリはあり

筋トレにサプリはいらないというのは、
条件を満たしている方には正解だと思います

現実として、

  • 外食やコンビニでの栄養偏り
  • 忙しくて睡眠時間が削られる
  • トレーニング後の栄養摂取タイミングがバラバラ
  • 疲労感が取れず、慢性的なコンディション低下

社会人など、筋トレ以外も関わってくる環境のトレーニーの方は
栄養や生活習慣、筋トレ管理などのいずれかで
カバーしきれない箇所がある
のではないでしょうか。

そのため、筋トレをしている多くの方には
サプリを使った方が効率がいい場面も多く出てきます。


忙しい社会人の方など、完璧な食事管理は難しい

忙しい生活を過ごしている方などは、
1日3食すら安定して取ることが
難しい日もあるのではないでしょうか。

  • 朝はギリギリまで寝て、
    コンビニで菓子パンやコーヒーだけ
  • 昼は社食や外食で、炭水化物に偏ったメニュー
  • 夜は疲れてジャンクフードか、
    逆に何も食べずに寝ることもある

こういった食生活では、
タンパク質やビタミン・ミネラルが恒常的に不足します。

その結果、筋トレ効果を大きく落とすことに繋がります。

特にタンパク質は筋肉の材料です。

筋肥大を目指すなら、
体重1kgあたり1.6〜2.2gの摂取が推奨されています。

たとえば体重70kgの人なら
1日あたり112〜154gのタンパク質が必要です。

これは、鶏胸肉で言えば約600g以上、卵なら10個以上、
納豆なら5〜6パック分に相当します。

この量を、毎日食事だけで安定して摂るのは
正直、かなりハードルが高いのではないでしょうか。


睡眠・ストレス・体調不良で回復力が落ちる

筋肉は、トレーニングで壊すだけでなく、
睡眠と栄養で回復することで初めて大きくなります。

しかし、忙しい毎日では、
以下のような生活が日常になっていないでしょうか。

  • 睡眠は5〜6時間以下で慢性的に眠い
  • 寝付きが悪く、夜中に目が覚める
  • 仕事や人間関係でストレス過多
  • 頭痛・肩こり・便秘など
    慢性的な不調が続いている

これらはすべて筋肉の回復を阻害する要因です。

筋肥大やパフォーマンス向上に必要なテストステロンにも
悪影響
を及ぼします。

食事はまあまあ頑張ってるという人でも、
回復系のコンディションが整っていない限り、
筋トレ効果は大きく落ちてしまいます。


忙しい中でも効率よく補助できるのがサプリの強み

こういった現実的な問題を解決するために、
サプリメントは非常に合理的な選択肢となります。

大事なのは、やみくもに色々試すのではなく、
必要なものだけを、必要な量だけ取り入れることです。

最低限のサプリ導入はズルではなく合理化です。

抱える課題に対して、サプリは
まるで魔法のような解決策に思えるかもしれません。

しかし、実際にはズルをするわけではなく、
自分の生活スタイルに合った選択をするための道具です。

  • 食事で摂れない栄養素を補う
  • 疲労・ストレス・生活リズムの乱れをサポート
  • 筋合成やホルモン分泌の“土台”を整える

これらを実現できるなら、むしろサプリは
「導入しない方が非効率」になるケースも多いのです。

そのため、多くの方にとってはサプリ不要ではなく、
最低限必要であるというのが、私の考え方になります。

その理由として、簡単にまとめると、

  • サプリは補助的な役割であることは変わらない
  • 食事や睡眠、栄養管理を完璧にこなすこと
    は難しい
  • 筋トレの成果を出すには、
    栄養不足、ホルモン低下を防ぐことが重要
  • 損をしないサプリ導入はむしろ効率的

ということになります。


私が取り入れているサプリ3選

多くのトレーニーにとってサプリメントは、
効率化のためのツールになりえます。

私自身も食事での栄養が基本という考えはもっていますが、
筋肉とテストステロンの材料については、
サプリを活用して補っています。

ここでは、私自身が利用している
筋トレにおすすめの以下の3つのサプリを紹介します。

  • プロテイン
  • 亜鉛
  • トンカットアリ

1. プロテイン

筋肉をつけたいなら、まずはタンパク質
これはどんなトレーニーにとっても、外せない大前提です。

しかし、筋肥大に必要なタンパク質量(体重×2g前後)を毎日食事で摂るのは簡単ではありません。

  • 鶏むね肉や卵、魚を毎日大量に調理するのは手間
  • 外食中心の生活では、糖質や脂質に偏りがち
  • 朝食や間食でタンパク質を摂るのが難しい

こうした問題を、手軽に・素早く・安定して補ってくれるのが
プロテインの最大の利点です。

画像は【Myprotein】のプロテインですが
私も良く利用しています。

プロテインの利用は、正直筋トレをしているなら
効率やコスパの面でほぼ必須です。

とくに、マイプロのプロテインは
コスパに優れながらも、しっかりとたんぱく質を補給できるため
おすすめです。

  • 吸収が早く、トレ後の筋合成を即サポート
  • 間食や朝食のタンパク質不足を簡単に補える
  • 種類が豊富(WPC・WPI・ソイ・カゼインなど)
    で体質や目的に合わせやすい

とは言え、プロテインにもいろいろ種類や
それぞれの効果があります。
こちらの記事でまとめているので、
まずはチェックしてみてください。


2. 亜鉛

テストステロンと回復力を支える必須ミネラルになります。

亜鉛は地味だけど重要なサプリの代表格とも言われています。

  • 筋トレで大量に消耗される
  • 汗や尿で体外に出やすい
  • 不足すると免疫力や性欲、やる気が低下

といった特徴があるため、
筋トレと亜鉛は切っても切れない関係です。

また、亜鉛はテストステロンの生成をサポートする働きもあり、
筋肥大だけでなく、コンディション全体に好影響
を与える栄養素です。

  • テストステロンの正常な分泌を助ける
  • 睡眠の質・疲労回復にもプラス効果
  • 食事だけでは十分に摂りにくい(特に現代人)

亜鉛についても別記事でまとめています。
こちらもあわせて、チェックしてください。


3. トンカットアリ

少しマイナーかもしれませんが、
私が最後の3つ目としておすすめなのが、トンカットアリです。

東南アジア原産の天然植物由来サプリで、
男性力向上や活力ブーストのサポートとして注目されています。

その作用として期待されるのは、

  • テストステロンの自然な分泌サポート
  • やる気や集中力、活力の向上
  • 精神的な安定や性機能のサポート
    (=トレーニング継続にも貢献)

特に、やる気が出ない、以前より疲れやすい
などの悩みがある方にとっては、
取り入れてみてほしいサプリです。

トンカットアリについても詳細にまとめた記事を作成したので
ぜひ、知らなかった方はチェックしてください。


まとめ

筋トレにサプリはいらないのかという疑問は、
多くの方が一度は考えるテーマです。

サプリ不要かのポイントとしては、

  • 栄養バランスの取れた食事を毎日維持している
  • 睡眠・ストレス管理・生活リズムが安定している
  • トレーニング頻度・質・回復まで
    一貫して管理できている
  • 血液検査や自己観察で栄養状態を把握し、
    即時調整が可能

というような、筋トレに全振りした生活を送れるなら不要です。

私のような仕事をしながら筋トレをしている社会人などの多くは
これらを日常的にクリアするのは、
生活スタイルにおいてかなり難しいことでもあります。

そのため、最低限のサプリ導入は多くの方にとって
効率化のための手段になります。

決して、高額なサプリをたくさん買いましょう
という話ではありません。
本当に必要なものだけに絞ることこそ、
賢いトレーニングの近道
です。

もし、今までサプリを毛嫌いしているけれど
筋トレにおいて、以下のような悩みがあるなら
サプリは導入の価値があると思います。

  • 思うように筋肉が増えない
  • 最近トレーニングがきつく感じる
  • やる気が続かない
  • この記事を書いた人

ニコ

元美容師、未経験からIT業界へ転職。
現在はIT企業でWEBシステム、
汎用業務システムのSEとして在籍!
趣味の筋トレ、スキルアップや副業など
社会人の総合量を磨く情報を発信。
170cm / 65kg / ライフタイムナチュラル

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